~ 各セクションの主なテーマ ~
第1章
◆ 水中世界
浮力
水中を自由自在に浮いたり沈んだりすることができるようになるために、浮力について学びます。
圧力
陸上と水中での圧力の違いや、深度による圧力の変化について学びます。
◆ ダイビング器材1
マスク
視界を確保して水の浸入を防ぎます。顔にあてて手を離しても落ちないのがGOOD。
視力の悪い人には矯正レンズもあります。
スノーケル
顔を水につけても呼吸ができます。排水弁付きやマウスピースの角度を変えられるものが最近の人気。
フィン
水中での推進力を確保します。脚力のある人には硬くて大きいもの、逆に女性などには柔らかくて弾力性の
あるものがおすすめです。
◆ スクーバ・システム
BCD
浮力調整のためのジャケット。タンクのエアを、ボタンひとつでジャケットに入れたり出したりして、
浮力を調節できます。体にフィットする、着心地のいいものを選びましょう。
レギュレーター
水中での呼吸装置。マウスピースの形が自分の口に合って、呼吸抵抗が少ないものを選ぶのがコツ。
ゲージ
残圧計と水深計などの計器類。エアがいくら残っているか、水深はどれくらいか、などの大切な情報を提供
してくれます。最近はコンピュータを搭載しているものも。
◆ バディ・システム
ダイビング中は常に「バディ」と呼ばれるパートナーと2人1組で行動します。このシステムを守ることによって、
お互いに安全で楽しいダイビングができるという、良い効果が生まれます。
第2章
◆ 水中世界への適応
視覚、聴覚
陸上とは異なる、水中でのモノの見え方や音の伝わり方について学びます。
体温の低下
水中で体温が奪われる速さや、体温が低下してしまった場合の対処について学びます。
水中での動き
水中では動きに対する抵抗が大きいため、水中での効果的な動き方について学びます。
◆
呼吸
陸上と水中での呼吸の仕方の違いや、効率的な呼吸方法について学びます。
◆ ダイビング器材2
保護スーツ
カラダの保護と保温のためのもので、ウエットスーツとドライスーツがあります。ウエットスーツは、浸入してきた
水を体温で温めることによって、体温の低下を防ぎます。一方、ドライスーツは水を浸入させず、体を濡らさな
いことによって体温の低下を防ぎます。
ウエイト・システム
ダイビングの際にウエットスーツやドライスーツを着用していると浮力が大きくなるので、浮力を調整するため
にダイバーはウエイト(重り)を装着します。このウエイト・システムの種類、特徴等について学びます。
計器類
ダイビングをする際には、時間、深度、方向、水温、残圧などを常に把握しておく必要があります。ここでは、
それらの種類や使用方法等について学びます。
◆ バディ・システム:コミュニケーションと手順
水中では声によるコミュニケーションがほとんど不可能なため、ハンドシグナル等のコミュニケーション
方法や、ダイビング前にあらかじめ打ち合わせておく内容と手順を学びます。
第3章
◆ ダイビングの環境
水温、透視度
深度とともに水温がどのように変化するか、透視度(水中で横方向に何mくらい見えるか)がダイバーに
どのような影響を与えるか等を学びます。
潮流、水底の構成
流れのある場所でのダイビングの仕方や水底の構成による注意事項等について学びます。
水中生物
水中生物との交流や、生物に接する際の注意事項について学びます。
淡水と海水
淡水と海水でダイビングする際の違いや、一般的な注意事項等について学びます。
◆ 潜水計画 ・事前の計画、準備
最終的な準備
ダイビングに出発する直前に準備するべきことを学びます。
ダイビング前の計画
ダイビングする場所に到着してから器材の準備をする前に立てる細かい計画について学びます。
◆ トラブルの管理
水面で起こるトラブルの防止法、トラブルが起こってしまった場合の対処法について学びます。
◆ ボート・ダイビング
ボートを使ったダイビングの長所や注意事項、ボートの用語等について学びます。
第4章
◆ アクセサリー器材
フロート(水面でつかまって休んだり、潜降する場所の目印にするための浮き輪のようなもの)や
ダイブフラッグ(水中にダイバーがいる事を示すための旗)など、実際にダイビングするにあたり必要な
アクセサリー器材について学びます。
◆ ダイビングと健康管理
ダイビング前に気をつけておくことやダイビングのスキル維持等について学びます。
◆ 深度下での呼吸
空気
スクーバ・タンクに入っている圧縮された空気の主成分や、汚染された空気による影響などを学びます。
トラブルの予防法と対処の仕方
圧力下で空気に含まれている窒素を吸うことによって起こる、お酒に酔ったような状態になる「窒素酔い」や、
体内に吸収した窒素を排出しきれずに起こる「減圧症」等の予防法や兆候・症状について学びます。
◆ リクリエーション・ダイブ・プラナーの使い方
(テーブルタイプ、またはeRDP)
ダイビングの計画をたてる際に使用するもので、ある特定の深度での最大許容時間(潜っていられる時間)を
割り出すのに使用します。
第5章
◆
ダイブテーブルとダイブコンピューターの特別な状況
安全にダイビングしていただくための手順や、ダイビング後に飛行機に乗る際の注意事項を学びます。
◆ ダイブコンピューターの特別な状況
ダイブコンピューター(深度計とタイマーを備えた理論窒素量を計算する機械)を使用する際の注意点と手順
を学びます。
◆ 基本的なコンパス・ナビゲーション
水中で自分の位置を知るために使用するコンパスについての特徴や使用法について学びます。
◆ アドベンチャーを続けよう!
Cカードを取得した後の楽しみ方等についてご紹介します。
◆
リクリエーション・ダイブ・プラナーの使い方(続き)
第4章で学ぶリクリエーショナル・ダイブ・プラナーで使用される用語の定義について再度確認します。
◆ 安全潜水実施要綱のまとめ
知識の開発で学んだ、安全にダイビングするための事前の準備や、ダイビング前&ダイビング中の注意事項
を復習します。